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必見、飛行機予約の活用術

誰でも行ける世界の秘境″秘境″という文字と言葉は、私の少年時代から脳裏に強く焼きつき、ゾクゾクとするような大きな魅力を感じてきた。 おそらく欧州の中央アジア探検家や、ヒマラヤを開拓した登山家の記録、映画などに刺激されてのことだと思う。
辞書によれば秘境とは「外部の人が足を踏み入れたことがほとんどなく、どのようなところか世間に知られていない土地」とある。 当然のこととして「誰でも行ける世界の秘境」というと、「誰でも行けるなら、秘境ではないのでは」と反論されるだろう。
たしかにその通りだが、「誰でも行けるようになった、かつての世界の秘境」という意味であることをご理解願いたい。 世界の秘境といわれる地域は、長い間、探検家、宣教師、学者など特別な人たちの独壇場であった。
当時はアプローチに多くの日数を要し、苦労と危険も伴った。 しかし、時代と共に次第にその神秘のべールを脱ぎ、広く開放されるようになった。
というのは外貨獲得手段として観光立国を宣言し、鎖国状態だった国や地域を一般に開放するところが増え、道路や交通網、宿泊設備などが急速に整備されたのが大きな要因だと思う。 つい先日、A新聞記者時代に私とコンビを組んで「カナダ・エスキモー」「ニューギニア高地人」「アラビア遊牧民」「戦場の村(ベトナム戦争などの取材に当たったHさんから電話があったとき、「学生時代(K大探検部員)、パキスタンの西カラコルムからアフガニスタンの奥ヒンズークシを探検踏査したとき(1956年)は徒歩か馬に乗って難航したものだが、いまではジープを利用して簡単に行ける。
まったく隔世の感がする」といっていたが、私も同感だ。 私自身は1961年の南米ペルー・アンデス登山と探検から始まって、探検取材では世界で誰も足を踏み入れていない地域か、少なくとも日本人は誰も行ったことがない未知の地域ばかりを選んできたつもりだ。
いずれも日本とは自然環境と生活様式が極端に異なる地域で、世界のさまざまな民族のなかでも極限に近い状況にある人びとを対象にし、それらの人たちのなかに入り込んで生活を共にしてきた。 それだけに、苦労と危険もあった。
こういう目的では、やがて行く場所もなくなり、この30数年間に、秘境探検から再訪、再々訪、探検ツアーなどで海外に出かけること93回(1999年7月の時点で)、行動距離はおおよそ地球25周分になった。

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